今日、嬉しいことに昨年11月に当工房でマリッジリングをお作り頂いた大治さんご夫妻が訪ねて来て下さいました。
そこで、まるでドラマの様なとてもステキなお話しを伺いましたので、紹介させて頂きます。
新郎の陽輔さんが計画されたいわばサプライズマリッジリングです。
お二人は、来る5月24日に結婚式を挙げられるのですが、すでに昨年12月、新婦ゆきさんの誕生日にご入籍されました。
私は陽輔さんから、”入籍日にマリッジリングを渡してゆきさんを驚かせたい”との計画を予め聞いていました。その日の直前にマリッジリングは完成し、密かに陽輔さんにリングをお渡しましたが、そのことはゆきさんには秘密にして、完成はもう少し先になると伝えてありました。
その日、結婚式場となるあるレストランでお二人で食事をされたのですが、食事も終った頃、式場の担当者がクラッカーの音と共にお二人のご入籍と、ゆきさんのお誕生日をお祝いし、チャペルへとお二人を案内されたそうです。
二人だけで、夜のチャペルへ入ると、ほの暗いチャペルの中で一箇所だけ明るく灯りが当たっているところがあり、近づくとそこには白いケースに入った二人で作ったマリッジリングが輝いていたということです。
(このお話しを伺って、私は感動してウルウルときてしまいました。
チャペル内での演出は、全て式場側が考えてくれたものだったそうです。
「さすがプロです。」と陽輔さんもその演出に感激されていました。)
お二人は今、同じ志をもって同じ老人介護施設で働いておられます。
代表プロフィール
- むちゃくちゃ忙しい宝飾店の工房で10年の修行の後、独立。
ある二組のご夫婦との出会いをキッカケに、二人で作るマリッジリング(結婚指輪)のプログラムを始める。 お二人の大切な思い出と共に残る結婚指輪の手作りを全面的にサポートしています。
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