親友のS君夫妻からのオーダーの(その2)です。
写真の右側の裏甲丸リングのワックスモデルを2本ご夫婦それぞれサイズに合わせて作りました。(写真左側は当初案の通常の甲丸リング)
ワックスに湯道(地金が流れ込む道となる棒状のワックス)を付けて、埋没剤(石膏)で固めます。それを電気炉で加熱してワックスを溶かすと埋没剤の中にワックスモデルと同じ形のリングの空洞が残ります。
そこに、溶かした地金(今回はプラチナ)を流し込めば、プラチナのリングが出来上がります。
これが鋳造上がりのリングです。まだ光沢はなく、にぶく光っているだけです。
リング表面にある出っ張りは湯道を切り取った跡です。
これをこれからピッカピカに磨き上げます!
代表プロフィール

- むちゃくちゃ忙しい宝飾店の工房で10年の修行の後、独立。
ある二組のご夫婦との出会いをキッカケに、二人で作るマリッジリング(結婚指輪)のプログラムを始める。 お二人の大切な思い出と共に残る結婚指輪の手作りを全面的にサポートしています。