北近畿・京都・福知山の手作り結婚指輪、手作りペアリングの工房南十字星です。
まずはこのショートムービーをご覧ください。
これは、10年前に工房南十字星で結婚指輪を手作りされたお客様から、結婚10周年を記念してオーダー頂いたハーフエタニティリングです。
エタニティとは、永遠を意味する言葉で永久の愛を示す贈り物としてご夫婦の記念日などのプレゼントに最適なリングだと言えます。
日常使いにも、また他のリングとの重ね着けや、晴れの日など特別な日の着用などにも活用出来る活躍の場面が多いリングです。
エタニティリングにはリング全周にダイヤが並んだフルエタニティリングと、リングの約半周にダイヤが並んだハーフエタニティリングがあります。
↓ タップで拡大します(^^)
- フルエタニティ
- ハーフエタニティ
今回ご注文頂いたのはハーフエタニティリングです。
どちらか迷われた場合は、私の個人的な意見では将来のサイズ直しなどにも対応できるハーフエタニティリングが良いのではないかと思います。
ダイヤの数が少ない分、お値段も安くなりますしね(^^)
ここからは、今回オーダー頂いたリングの制作の様子をご紹介します。
1.ワックスリングの制作
材料のワックスをリング幅に切断、全体を平甲丸の形に削ります。
↓ タップで拡大します。
- 材料のワックス
- 切断
- 表面をきれいに
この段階でダイヤが留まる下穴を開けておきます。
- 下穴開け
2.鋳造
このワックスから石膏で型を取り、今回のご希望素材であるプラチナPt900で鋳造し、プラチナのリングを作ります。
3.研磨、刻印
リューターという道具を使い、全体の粗磨き。
内側への文字の刻印を行います。
4.石留め
いよいよ、リングへのダイヤを留めていきます。
今回は、彫留めという方法で留めました。
ダイヤもリング表面からは出っ張らず、爪も衣服などに引っかかることもない様に丁寧、確実に留めていきます。
今回は内側にお子さんの誕生石もご希望でしたので、その石留めも行いました。
実体顕微鏡を見ながらの作業です。
5.仕上げ磨き
いよいよ、最後の仕上げ研磨です。
始めはリューターを使い、最後はバフを使って仕上て完成です!
6.完成
ここまでの工程を1分程度のムービーにまとめたものをご覧ください。
この様なオーダーや、何かご要望がございましたら LINE、お問い合わせフォーム、お電話(0773-27-7336) などでお気軽にお問い合わせください。
代表プロフィール

- むちゃくちゃ忙しい宝飾店の工房で10年の修行の後、独立。
ある二組のご夫婦との出会いをキッカケに、二人で作るマリッジリング(結婚指輪)のプログラムを始める。 お二人の大切な思い出と共に残る結婚指輪の手作りを全面的にサポートしています。