先日24日、大阪へ材料の仕入れに行ったついでに、伊丹空港へ飛行機を見に行きました。
私、飛行機を見るのが大好きなんです。
伊丹空港には、伊丹スカイパークという公園があって、そこからは
離着陸する飛行機を間近に見ることができます。
滑走路の東端に、着陸寸前の飛行機を真下から見られる絶好のポイントがあるのですが、
この日は東風が強かったためか、西側からの着陸でしたのでこのポイントへ行くのはやめて、
スカイパークへ行ったのでした。この西側からの着陸は珍しい事の様です。
パークに着くと、一機の小型機が東から着陸してきました。
近くに一人は40代、もう一人は20代と思われる男性2人がおられましたので、
私に年齢が近い40代と思われる方に、
「この飛行機、東から着陸しましたね。」
と話しかけ、少し飛行機についての雑談をしました。
その人がカメラを持って移動された後、意外にも20代と思われる青年のほうから、
「あの飛行機、どうだったんでしょうね。一機だけ東からで。」
と私に話しかけてくれました。そこから、色々な話しが始まり・・・。
彼は、空港近くに住んでおり、今日は飛行機の音がいつもと違うなと思い見てみると、
イレギュラーな西からの着陸だったため、このパークに見に来たとのことで、仕事は神戸空港で
全日空の飛行機の整備をしているというではありませんか!
私 「じゃあ、専門家ですね!」
彼 「整備といっても、エンジンなどではなくて、飛行機の塗装関係で、ピカチュウなんか塗ってます。」
このパークでは、小さな子供連れも良くみるのですが、小さい頃からこういった
場所に来ていたら、その影響で将来航空関係の仕事に就く子もいるだろうなぁ、
と思っていましたがここに一人いました!
聞けば、お爺さんが飛行機が大好きで小さな頃から
「あれがユナイテッド航空で、あれが○○航空。」
などなど、”英才教育”(笑)を受けたそうです。
今日の様に、西からの着陸は珍しいので滑走路の西端には、
カメラを持った人たちが沢山いるであろうこと、宝塚方面から飛行機が
機体を傾けて曲がってくるので、絶好の被写体になることなどを教えてもらいました。
私も、サラリーマン時代、関空が出来る前には良くここ伊丹から海外出張に出かけたことや、
今日の様に機体を傾けて進入する様子が、今は閉鎖された香港の啓徳空港への着陸時
に似ていることなどを話すと、
「ええ!啓徳空港に着陸したことあるんですか!」
と目を輝かせて訊ねられたので、着陸時、機体が右に傾き、ビルの屋上がぶつかるんじゃないかと思う位
すぐ近くに見え、機体が水平に戻った直後に着陸する感じだと話すと、
「それで、あれを香港カーブっていうんですね。」
などと話しがはずみ、伊丹はANA、羽田はJAL、神戸はスカイマークがメインの航空会社、
今、着陸した機の操縦士は逆噴射がうまい、この機は吹かし過ぎ、などなど、飛行機について
色々な話しが出来て、本当に楽しい時間を過ごすことが出来ました。
家に帰って、晩ごはんの支度をしなければならなかったので、
後ろ髪を引かれる思いで、空港を後にしました。
帰り道、彼に名刺を渡さなかったことを強く後悔しました。
商売人としてはまだまだな私です(^^;
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